コインパーキングとの戦い

​今朝、出勤前に郵便局に行く用事があったんです。
なので、クルマで郵便局まで行って、そのまま駅の駐車場に停めて出勤したんですよ。

駅に近くて一番安い駐車場が1日400円なので、そこに行ったんです。
そこは前払い制で、先にお金を払う必要があったんですけど。

都会に住む人には1日400円の駅前駐車場も前払い制のコインパーキングも想像できないかもしれないですけど、あるんです。田舎には。

前払いがどういうシステムかというと、駐車する時間分のチケットを券売機で買って、それをフロントガラスに貼っとくんです。
で、いざチケットを買おうと思ったら硬貨しか使えないんですよ、その券売機。

信じられる??
普通のコインパーキングはクレジットカード使えるの当たり前のこの時代に、千円札すら使えないんですよ。
別の駐車場は600円だけどクレジットカード使えるし(というか後払いだし)、移動するかと思った所に目に入ってきたんです。

自動販売機。

これ絶対に確信犯でしょ。
「小銭がない者はさらにこちらでお金を落とすがよい、ふはははは」という駐車場の声が聞こえてきそうなくらいです。

くううぅぅ、でも600円の駐車場行くよりジュース買って小銭作って400円で停めた方がまだ安いし、絶妙な価格設定で攻めてきておる・・・・!!

結局仕方ないのでジュース買って小銭作ろうと思って、自販機に千円札入れてほっとレモンのボタンを押したら、出てこないんです。
あれー、と思ってよくよく見たら「売り切れ」だったんですよ。

もうね、人をもてあそぶのも大概にしてほしいもんですよ、このコインパーキング。
この寒い中自販機で飲み物買うとしたらほっとレモンしかないじゃないですか。
それが売り切れって・・・・
つぶつぶコーンポタージュも無しではないけど、これから電車乗るのにフタができないのはちょっと困る。
だいたいこの時期「あったか〜い」が1段だけなのがおかしいし、その1段のうち半分が缶コーヒーなのもおかしい。

買いたいものが何もないのに、何か買わねばならないこの状況・・・

・・・

完敗です。
そもそも選択肢なんて最初から与えられていなかったのです。
コインパーキングの手のひらの上で踊らされていただけなのです。

飲みたくもない缶コーヒー(フタつき)を買い、小銭を作って駐車料金を払い、電車に乗って出勤したのでした。

本日の教訓: 最近の缶コーヒーは意外とおいしい

 

​ 「豚まん」と「肉まん」

​昨日のケンミンショー観た?
大阪特集やってんけど、551の豚まんの話題が出ててん。

え、551の豚まん食べたことないん?
え、あれめっちゃウマいからマジ食べた方がええで。てか、なんで食べたことないん?

テレビで出てくる人みんな551の豚まん絶賛しとったけど、あれは割とホンマやと思うわ。
豚まん嫌いっていう大阪人会うたことないもん。

大阪来たらお土産に買ってって。新大阪にも伊丹空港にも売ってるし。
ただし新大阪の551とか結構売り切れたりするから、夜遅くに帰る場合は要注意な。
チルドのやつやなくて、ちゃんと蒸してあるやつの方がオススメやね。多めに買って、帰ったらすぐ冷凍庫入れとき。

ちなみに底についてる木の皮剥がしてから冷凍した方が、あっためなおしてから剥がすより、豚まんの皮の持ってかれ率が下がるで。


でな、そのテレビの中で「551の豚まんは豚と玉ねぎだけしか使うてないから『豚まん』。あとは『肉まん』やねん」って言っててんけど、それは間違いやと思うわ。

余計なものが入ってへんから「豚まん」いうてるんちゃうねん。

大阪ではな、「肉」って単語は「牛肉」を指すんよ。だいたいは。
やから大阪では肉じゃがの肉は牛肉やねん。
てゆうか、肉じゃがの肉が豚肉のとこがあるって聞いたときはびっくりしたわマジで。
甘みが全然違うくない?

ちょっと話それるけど、大阪の料理って味付け甘めなんよね。
煮物とかめっちゃ砂糖入れるし。
うちの嫁の実家とか行くと、やっぱ味付け全然ちゃうんよね。
それはそれで美味しいねんけど、体に染み込んでる味はやっぱり自分のおふくろの味やから、自分で作るときはやっぱ甘めに作るよね。

あ、でも卵焼きが甘いか甘くないか論争はちょっと別の話やと思うわ。
ちなみにうちは甘め派やけど、大阪やから全員甘い卵焼き派ではないで。たぶん。知らんけど。

ごめん、それで話戻すけど、「肉」っていうのはだいたい「牛肉」やから、豚肉の時はちゃんと「豚」って言うことが多いんよ。
そういえば鶏肉のことも「かしわ」って言うしな。
うちのニュアンス的には「かしわ」って「鶏もも肉」のことを指すんやけど、実際どうなんやろ?
ちなみに「かしわ」って言うのは大阪弁ってわけちゃうくて、関西以西で使われる言葉みたいやわ。
東京の人には通じひんのかな?

また話逸れてたわ。ごめんごめん。
ゆうてももう言いたいことだいたい言ってもうてるねんけどな。
牛肉である「肉」と区別して「豚」って言葉を使ってると思うねん。
でもスーパーとかで牛肉買う時はやっぱり「牛肉」言うし、日常会話で「肉」=「牛肉」って訳ではないねんけどな。
単語の中に出てくる「肉」って言葉については、って感じなんかなあ。うまく説明できひんけど。

なんでかはよう知らんねんけどな。
多分やけど、大阪人は「牛肉」っていうごちそうを、他の肉と区別するために、牛肉だけ「肉」っていう言葉を使ってるんちゃうかなあ。
やっぱ「牛肉」って高いし、たぶん昔はもっと高かったと思うから、なかなか食べられへんかったんちゃうかな。
やから、他の肉に「豚」とか「かしわ」とか別の名前を与えて、とびきりのご馳走である牛肉だけを「肉」って言葉を使うようにしたんちゃうかなあ。

やから、551の豚まんは「肉」じゃなくて「豚」使うてるから「豚まん」になるわけやな。

知らんけど。

 

2017年

明けましておめでとうございます。

クリスマスまで毎日更新するなどと自分で宣言しておきながら更新せずに1ヶ月放置してしまった。すみません。

無理な目標はたてるもんじゃないですね。
そもそもこのブログは自分が書きたいことを書くために始めたので、毎日更新しなきゃみたいな設定そもそも要らなかったです。今年もゆるりと更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、突然ですがうちに子どもが産まれました。
本当に子どもが産まれるいうのは、僕が想像出来る範囲をはるかに超えた奇跡みたいな出来事でした。

僕は5年ほど前に母を亡くしていて、病室で看取ったのですが、なんとなく、出産というのはそれに近い雰囲気のことなのかなあと思っていました。
病室で、家族とお医者さんと看護師に囲まれたて迎える瞬間。違うのは、命がひとつなくなるか、新しい命がひとつ増えるかということだけ。。。。
しかし(当然かもしれないけど)そんなに簡単な話ではなかったです。

先生の叫ぶような指示と、妻のうめき声とで、分娩室はまるで戦場のような状態。
まあ、出てくるときに赤ちゃんの心拍が下がってヤバかったそうで、かなり緊迫感のある出産になってしまったのですが、やはり命が生まれるというのは大変な現場でした。
無事に母子ともに健康です。

男の僕には想像することしかできませんが、大変な思いをして産んでくれた妻に感謝です。

産後しばらくは入院なので、病室でこれを書いています。
夜中も3時間おきにミルクあげないといけないハードスケジュールなのです。
世のパパママは大変な思いをしていたんだなあ・・・