先日、妻と娘がディズニーランドに行った。
娘はもちろん初めてのディズニーランドなのだが、
そういうキッズ(ベビー)には「My First Visit」というシールをもらえて、
キャストから「初めてのディズニーランドおめでとう!」と言ってもらえたりするらしい。
娘にとって、大抵のものは初めてだ。
当然である。
まだこの世に出てきて10ヶ月くらいしか経っていないのだ。30年以上の父とは初々しさがちがう。
赤ちゃんが人生で初めて履く靴をファーストシューズと呼ぶそうだが、娘にとってはもう何もかもがファーストなんちゃらなのだ。
ファースト離乳食。
数ヶ月前だが、彼女は生まれて初めて米を食べたのだ。
ファースト米。ファーストにんじん。ファーストとりのささみ。
(食べ物はアレルギーの可能性があるので、初めて食べるかどうかは結構気にするのだ)
ファースト散髪。
僕が爪切り用の刃渡り2cmほどのハサミでちょきちょき切った。
(これは僕にとってもファースト人の髪を切る経験だった。
初めてにしてはうまくできて満足だった。)
これからやることなすこと、初めての体験ばかりなのだ。
彼女の前に広がっている無限のファーストOOとの出会いたちが、彼女の人生を形作っていくのだろう。