ポテトサラダ記念日

『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

俵万智さんの「サラダ記念日」の、おそらく一番有名な一節です。

このブログのタイトル「ポテトサラダ記念日」は、まあお察しのとおり、「サラダ記念日」からいただいています。

サラダ記念日みたいに、とても小さいけれど特別で美しい、みたいなものを書き残していけたらと思います。
(そんなの簡単に書けたら詩人になれるんですけどね。あくまで目標です)


僕の「ポテトサラダ記念日」は、ひとり暮らしを始めたとき、母にポテトサラダのレシピを電話で聞いた日ですかね。

母は既に他界していて、母との思い出はもう増えることはないのだけど、自分の中にある記憶は、やっぱり時間が経つにつれてだんだん忘れていってしまう。

そういった大事な思い出たちを少しでも記録しておきたいなあ、と思ったのです。

あと、思い出だけじゃなくて日々自分が考えるいろいろなことも書いていければ、とも思っています。

僕が考えることなんてとても些細だし書き残すような高尚なものでもないのだけど、そういった思考が自分の中だけに生まれてそのまま消えていくのがなんとなくもったいないと感じたのです。

そんなわけで僕以外が読んでも大して面白くないブログになるかもですが、おつきあいいただけると嬉しいです。

 

まえがき

そもそもまえがきなんてものを僕が書く時点で既におこがましい話ではあるのですが、まえがきのあるブログとういうのは、どれくらいの数が存在しているのでしょう?

まえがきって本の冒頭に書いてあるやつです。洋書だと、「妻と娘に感謝をこめて」とか個人的なことが書いてあるイメージ。

ブログを書こうと決めたとき、なんとなく、本みたいなブログが書けるといいなあと思ったのです。

何の想いも考えも込もっていない文章と広告の羅列ではなく、きちんと私というパーソナリティが感じられるようなブログを書いていきたい。

いつまで続けられるかわからないけれど、できるだけ多く、自分の考えをアウトプットして残していけたらなあと思っています。

それでは、ポテトサラダ記念日、はじまりです。